すぅはぁ日記

食事、本、ラジオ、交流、エロなど日々の出来事。

6月7日 麻衣さん

昨晩は串カツ田中でテイクアウトからの家飲みの予定だったが麻衣さんという年上女性と阿佐ヶ谷で久々の外飲み。麻衣さんとは中野のキャバクラで出会った。第一印象はとにかく字が綺麗だったこと。字が綺麗な女性が好きなので、席についた麻衣さんに手書き名刺の字が綺麗だとしきりに話し「なにそれ?そんな綺麗?」というだけの会話で麻衣さんは次の席に呼ばれた。席を離れる時にソファが汗で濡れていてすごく恥ずかしそうにしていた印象が残っている。連絡先を交換することもなくそこから数か月経ち、たまたま同じキャバクラに飲みに行った時についたのも麻衣さんだった。お互い顔も覚えていなかったけれど貰った名刺でピンきて「あの字の綺麗な人だよね」と伝えるとそれで思い出してくれたようで、その日は連絡先を交換した。そこから指名して通うことはなかったけれど、細々と連絡は続いていたある日、22時くらいに麻衣さんから連絡があった。今日店に来て指名して欲しいというのだ。「指名して1時間だけいてくれたらいいからお願い」と。そこまでの下心は無かったが切実仕事終わりに1時間だけ顔を出した。店を出たらすぐにメールがきて「今日時間あるなら私あがるから、この後飲まない」と誘われて麻衣さん行きつけのカジュアルなBARへ。バーテンの強面の男性と麻衣さんは顔見知りのようでカウンターに座って3人で話すように飲み始めた。

ここは余談になるが、その夜とにかく強面のバーテンと話が盛り上がって未だに人生で楽しかった飲み会ベスト5に入るくらいそのバーテンと学生時代のダサかった自分話で意気投合した。そういう夢のような飲み会というのはいつどこで始まるか分からない。

お酒の神様は意表をついて演出してくれる。麻衣さんとのデートに集中したかったが、あまりにも話が盛り上がりすぎて麻衣さんそっちのけで話をして、お店を出たら朝の5時。フラフラになりながら帰った。

この出来事があってから麻衣さんとはちょくちょく連絡はとるようになったが俺には行かなければいけないキャバクラが別にあったので、お店にはいかずメールでのやりとりのみ。いつか飲みにいこうねといいながら都合が合わない日が続いた。

ある日、たまたま誘われたタイミングで俺も仕事終わり23時くらいから飲むことになった。キャバクラを辞めてネイリストになった麻衣さんの就職祝いということで高円寺の駅前の大衆居酒屋でベロベロになるまで飲んで、そのままカラオケに行った。カラオケで松任谷由実真夏の夜の夢をうたいながら、俺に近づいて挑発的なダンスを踊りはじめキスとして薄手の黄緑のタンクトップごしにオッパイをくっつけてきたのでタンクトップを脱がしてソファに押し倒したら「ここではダメ」というのでそそくさとカラオケを出てタクシーで麻衣さんの家へ。

オシャレなデザイナーズマンションだったが部屋はそうとう散らかっておりそれがまたエロくもあった。そういえば別の女性でも部屋が散らかっていたことがあり、その女性の場合はベットサイドに使い終わった綿棒が置いてあったのだが、それに引くことはなくむしろエロいなぁと思った。俺は汚部屋フェチなのかもしれない。散らかった部屋に入ってキスをして、もうやりたいだけの2人になっていたが麻衣さんが探し物をしている。コンドームでも探しているのかなと思ったらディルドを3本とピンクローター1つをベットの上に放り投げてきた。大人だな思った。ディルドのスイッチをいれてみると計4つの玩具のうち3つは電池が切れており「ごめん、使い過ぎた」と照れ笑いの麻衣さん。唯一動くディルドはトゲのような突起が無数についた実に強力なものだった。それを手にした俺は今まで見たことのない自分が出てきて「どこが気持ちいいんだ!」「聞こえねぇあ!」などと声を張り上げてた。麻衣さんも大声で放送禁止用語を叫んでいた。興奮状態のままメタメタにセックスをした。2人とも疲れ切ってそのまま寝てしまい先に目が覚めた俺は今が何時なのかも分からないまま寝ている麻衣さんに軽く挨拶をしてタクシーに乗って出社した。

その後、麻衣さんはネイリストからショーパブのダンサーになり良い出会いもあったようで今は結婚を考えている男性がいるらしい。もう麻衣さんと飲みに行くことも無くなるかもしれないなぁなんて言い合いながら楽しく飲む。ディルドな夜からもう8年も経った。新しい生活様式で22時閉店の居酒屋にて。