すぅはぁ日記

食事、本、ラジオ、交流、エロなど日々の出来事。

8月3日~8月8日 リモートワーク/スナック松尾

8月3日

今日からリモートワーク開始。まだ慣れないせいもあり、諸々が追いつかず朝7時から仕事を初めて終わったのは24時になっていた。なんかブラック会社で働くサラリーマン日記みたいになってきた。もっと色気のある日記を書きたい。

 

8月4日

昨日に輪をかけて忙しくなる。朝8時から仕事を初めて寝たのは翌5時っていう。通勤時間ですら外界と関わる貴重な時間だった気がする。

 

8月5日

今日までの辛抱。今日を乗り越えれば少し楽になる。。

 

8月6日

今日からは人間らしい生活ができるようになってきた。とはいっても1日16時間ほどは働いて寝るだけの生活。会社では退職者が4人でるらしい。まぁ、そうだろうなとしか思わない。

 

8月7日

朝7時半にでて家の周辺をサイクリングしてリフレッシュ。明日からは3連休である。仕事は20時で無理やり切り上げて外出。帰りにニンニクたっぷりの醤油とんこつラーメンを食べて今週を終わらせる。帰ってから眠い目をこすりつつdマガジンで雑誌をパラパラ。今週初めてカルチャーに触れた。

 

8月8日

ゆっくり9時まで眠るも、10時からは保険のアポがあったので近所のドトールへ。概ねプランは問題ないので次回契約をすることに。

その後、少し仕事のメールなどを返してからはゆっくり昼寝。無性にお金を遣いたくなり明日買い物に行こうと決める。

夜は松尾スズキのメルマガの特別企画スナック松尾の生配信を観る。生配信というものが初めてだったけれどいい塩梅だった。お酒を飲みながらみるのに最高だった。仕事が体から徐々に消えていく。

最近斎須正雄「調理場という戦場」を読んでいても感じたのが、斉須正雄さんの経験とそこでの振る舞いや考え方というのが成功者のメンタリティというか、企業で働いていてまさにこういう人が出世していくと納得させられると同時に自分には無理だとも思ってしまう。それでも以前は、自分が変われば出来るはずだと思っていたがそう思い続けて14年程経ってしまった。自分には社会人として欠けている部分があり、特にいい加減さはなかなか直らずに足を引っ張っているのだけれど、仕事でいろいろと辛いことがあった帰り道の自転車乗り場でふと「まぁでもこんないい加減な性格だから続けられてるよなぁ」からの「いい加減を直す必要なんてないんじゃないか」という考えにたどりつき気持ちが楽になったことがある。

誰しもがどこから自分のバランスをとっていて、欠けていると思っている部分もそれがあるから保てていたりもするのだ。自分を変えようとするよりも自分に合った環境を探すべきなんじゃないかと思う。自分がかわらなきゃ呪縛にしばられすぎている。リモートワーク前に会社の机を整理していて社会人になりたてのころの日記が出てきて読み返していた。そこにはここは自分の居場所じゃないと書いてあった。そう思いながら長年過ごしてきたことで手に入れられていない社会性のようなものはある気がする。どんな環境でもいいし、ここは自分の場所じゃないと思う事は誰にだってあることだけど、納得できる環境に身を置くか、無理やりでも自分を納得させないまま気持ち半分で働いても、本来得られるものも半分なんだろうと思う。

過去の日記に、ここは自分の居場所じゃないと書いてあった後には劇団を立ち上げたいと書いてあった。九州の田舎で松尾スズキに憧れて、漫画家か劇作家になりたいと思いながら上京して14年が経つ。生配信を観ながらそんなことを少し思った。