すぅはぁ日記

食事、本、ラジオ、交流、エロなど日々の出来事。

5/17~5/23 縁もゆかりもあったのだ/大槻ケンヂ/たぶんパニック障害/バルミューダ

5月17日

こだま著「縁もゆかりもあったのだ」を読む。「ここはおしまいの地」を読んでからいっきに掴まれ新刊がでれば買っている。最近話題になっているエッセイもいくつか読んだのだが、面白と真面目とドライとウェットさのバランスが好き。毎回読み始めると止まらない。そして読後に自分の人生思い返し期間が必ず訪れる。特に今作に収録されている「乗り合わせた縁」は怖さと温かさとが入り混じる話で体験したことのないような読後感。就活で東京に初めて来て川崎に宿泊した時のずっと不穏な感じを思い出した。こだま氏の一連のエッセイを読んでいるため、身近な人であっても知りえないような夫婦の馴れ初めから現在までを書籍を通じて知ってしまっているのも面白く、またその関係性を時に羨ましくも感じる。「ここはおしまいの地」は松尾スズキのメルマガで知った。その前にはまった植本一子も松尾スズキのメルマガで知った。松尾スズキのメルマガでオススメされるエッセイにハズレ無し。

 

5月27日

通勤中にTBSラジオクラウドでアフター6ジャンクション「大槻ケンヂのカルチャートーク」を聴く。自分の中ではミュージシャンというよりもエッセイストの印象が強く高校時代に大槻ケンヂは夢中になって読んだ。マイベストは「のほほん日記ソリッド」。自律神経失調症になってそこから回復していくまでの日記。高校当時、授業中に突然動機がして、フラフラになりながら保健室に駆け込んだ。その後、手が勝手に動く気がするという妙な感覚に悩まされずっと手をお尻に敷いて授業を受けていた。だんだん授業も受けられなくなっていき学校を早退する日々。帰りがけにエロ本を買って帰り、家に帰ったら負の要素のあるものを一切取り入れないようにバラエティー番組を録り溜めたVHSとラジオを録り溜めたカセットの音声を流しながら、エロ本を眠るまでエンドレスで読み続けていた。その当時の病状を振り返るとたぶんパニック障害なのだが、当時パニック障害という病名もあまり知られておらず、母親が独自調べた「目玉が飛び出る病気」という謎の診断結果を真に受け、いつ目玉が飛び出すのかを悩んだ日々。高校卒業とともに症状は落ち着いていくことになるのだが、そんな時にこの「のほほん日記ソリッド」が糧になった。日記としてつづられる大槻ケンヂの気持ちに痛いほど共感して、そこから回復していく過程に勇気づけられた。

ラジオでの気負わないツラツラとしたトークがお上手。

 

5月29日

生意気にバルミューダオーナーである。最近チーズトーストはよく焼きが美味しいことに気付き、スライスチーズをのせた食パンをバルミューダで4分半焼いて食べる。朝から車でニトリへ。Nスリープの寝心地を確かめるだけ確かめて買わずに帰宅。ランチはくら寿司。設備のくら寿司、味のスシロー。

夜ご飯はカレー。ルーはゴールデンカレー料理研究家リュウジのバズレシピというYouTubeチャンネルより「至高のカレー」を参考につくる。玉ねぎを若干焦がしつつ炒めることがポイント。にんにく、バター、オイスターソースが隠し味。オリジナルアレンジとしてホールトマトを入れたのが正解だった。今までで一番美味しくできた。

木下龍也著「天才による凡人のための短歌教室」を読み始める。面白いコンセプト。こういう本が各ジャンルであればいいのに。

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バルミューダで4分半焼きのチーズトースト